ヴィクト105Sってどんなルアー?どうやって使うの?どんなアクションをするのかな?初心者でも簡単に扱えるルアー?
こんな疑問にお答えしていきます。
こんにちはつぐたろうです。
今回はDUOから新作のビーチウォーカー「ヴィクト105S」について詳しく解説していきます。
2021年6月に新登場したばかりのヴィクト105をさっそく使い込んできたので隅々まで紹介していきたいと思います。
記事の信用性
私は遠州灘サーフ3年目のアングラーです。
DUOのビーチウォーカーシリーズが大好きな私がビーチウォーカー「ヴィクト105S」について解説します。
Contents
DUOビーチウォーカー【ヴィクト105S】どんなルアー?
2021年6月に新たなビーチウォーカーシリーズとしてBeach Walker Vict 105S【ヴィクト105S】が新登場しました。
DUOプロスタッフ原田恭平氏によりプロデュースされた、リップ付きヘビーシンキングペンシルタイプのルアーです。
公式サイトではこのように紹介されています。
次世代型シンキングペンシル「ヴィクト」デビュー!
広大なサーフでキャストを繰り返すヒラメゲーム。あらゆるコンディションで安定したキャスタビリティーを求められることが多い。「ヴィクト」のクレセント形状は安定したロングディスタンス性能を発揮する。シンキングペンシルでありながらリップがあることにより僅かな変化も感じ取ることが 出来る。さらにレンジコントロールにも優れ遠浅の地形や岩礁帯が絡むような シャローエリアを得意とし、ハイピッチスイングアクションでしっかりとアピール。シャローのヒラメを仕留めよ!!
出典:DUOBeach Walker Vict 105S
ヴィクト105Sの特徴
- ロングキャスト性能
- リップによる操作性の感度の良さ(潮の流れ感知力、ルアーの位置把握力)
- レンジキープ力
- ハイピッチスイングアクション
サーフで扱うルアーに欲しい機能が満載です。
ヴィクト105Sのスペック
タイプ | サイズ (mm) | 標準自重 (g) | フック仕様 | メーカー希望 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|
シンキングペンシル | 105 | 34 | #4トレブル×2本 | 2.090 |
ヴィクト105Sの形状
リップ付きヘビーシンキングペンシルの三日月型のヴィクト。
DUO独特のイカツイ顔つきがカッコイイ。
リップはやや小さめの台形型のリップが付いています。
背中が細くお腹が太い形状。
背中からお腹にかけてなだらかに丸みをおびながら太くなっています。
正面から見ると台形のような形をしています。
三日月型のフリッパーZと見比べてみると、ヴィクトは背中は真っ直ぐでお腹側がクイッと丸みをおびている印象。
そしてテールにかけてスマートに細くなっています。
ヴィクト105Sのカラーラインナップ
DUOビーチウォーカー【ヴィクト105S】のインプレ
リップによる引き抵抗が強く、操作感はとてもいいです。
シンペン特有のルアーのアクションがつかみにくい、ルアーが何してるかどこ泳いでいるか分かりにくいという印象は全く無いです。
ヴィクト105Sは初心者の方でも扱いやすいルアー。
ヴィクト105Sの飛距離について
MHのロッドと1号のラインを使用し、力いっぱ込めたフルキャストで80~90Mくらいは飛ぶ印象でした。
しかし、バットに体重を乗せてしっかり振り抜かないとルアーがクルクル回ってしまったり、あまり飛ばなかったりと軽くなげて飛ぶルアーでは無さそう。
34gですがかなり重たく感じるので、長時間のフルキャストはかなりキツそうな感じでした。
公式では無風状態で105Mほど飛ぶと紹介されていますので、キャストが上手い方なら100Mくらいは飛ばせるかも?
私は正直同じリップ付きのシンペンならアクシオンスリムの方が手返し良く、気持ち良く飛ばせるかな?と感じた。
ヴィクト105Sの使用感
とても浮き上がりの良いルアーで、遠浅サーフにかなり有効なルアーという印象。
スローに巻いてボトムスレスレをキープするのもとてもやりやすく、駆け上がりなどがあっても駆け上がりに合わせてフワっとボトムに追従するような安定感があります。
使っていてボトムに擦ってゴツゴツする事はあまり無かったです。
またリップ付きのおかげでルアーの引き抵抗がかなりあるので、どこをどうルアーが泳いでいるか手元に伝わりやすい。
DUOビーチウォーカー【ヴィクト105S】をどう使うか?
ヴィクト105Sのアクションはハイピッチスイングアクション(お尻を大きく左右に振りながら泳ぐ)でヒラメに強くアピールします。
またヴィクト105Sは浮き上がりが良く、遠浅サーフをに強いルアー。
なのでフルキャストからのゆっくりただ巻きで広範囲をサーチする釣りに向いています。
ただ巻き
基本ただ巻きでOKです。
ハイピッチスイングアクションによりただ巻きでしっかりアピールし、活性の高いヒラメを誘い出します。
ただしデットスローの巻きではあまりルアーが泳がないので、ある程度の巻きスピードは必要です。
ストップ&ゴー
ただ巻きで反応が無い場合は、ストップ&ゴーが有効。
アクションが強めなルアーなので、食わせの間を与えるために小まめにストップを入れヒラメを誘いだします。
DUOビーチウォーカー【ヴィクト105S】の水中アクションの映像
ヴィクト105Sのハイピッチスイングアクションの様子がよく分かります。
ルアーがどのようなアクションをするか理解をしておくと、どのような使い方をすればいいかイメージが膨らむと思うので水中アクションの映像を確認しておきましょう。
【ヴィクト105SプロデュースDUOプロスタッフ原田恭平氏】実釣動画
ヴィクト105Sをプロデュースされた原田恭平氏がどのようにヴィクト105Sを使うか、どうヒラメを誘い出すかについて詳しく解説されています。
実際にヒラメを釣り上げているので、とても参考になる動画になっています。
インスタにヴィクト105Sの開発の裏側の様子が投稿されており、何度も試行錯誤し最適なルアーに仕上げたようです⬇
私がヴィクト105Sを使って感じた事を正直に言ってみる
DUOから新たにでたビーチウォーカーシリーズですがはじめて見た時は、リップ付き?アクシオンとアクシオンスリムあるじゃん、しかもウエイト設定もにたような設計。
なぜこのタイミングで似たようなルアー出してきた?と思ったんですよね。
アクシオンスリムとヴィクト105Sのスペックを見比べてみると。
アクシオンスリム
タイプ | サイズ (mm) | 標準自重 (g) | フック仕様 | メーカー希望 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|
シンキングペンシル | 105 | 33 | #4トレブル×2本 | 1,900 |
ヴィクト105S
タイプ | サイズ (mm) | 標準自重 (g) | フック仕様 | メーカー希望 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|
シンキングペンシル | 105 | 34 | #4トレブル×2本 | 2.090 |
ウエイトが1g違うだけなんですよね。
スペックはほぼ同じようなルアーなんですが、実際に使ってみると、形状やリップに違いにより全く別物のルアーに仕上がっている印象でした。
アクシオンスリムは軽快にルアーを飛ばし、艶めかしいアクションでヒラメを誘うのに対し、ヴィクトはフルキャストからのハイアピールアクションでヒラメを誘いだす。
ヴィクトとアクシオンスリムをルアーローテーションをしても面白いかなと思います。
またヴィクトは巻き抵抗が強く、またキャストするときもしっかり体重をのせてキャストしないと飛行姿勢が崩れたりするので長時間使用し続けると結構疲れます。
濁りが強くアピール力が欲しいとき、荒れていてタフな状況にセレクトして使うといいかもしれません。
まとめ:DUOビーチウォーカーシリーズ最新作【ヴィクト105S】はどんなルアーか?
- ロングキャスト性能
- リップによる操作性の感度の良さ(潮の流れ感知力、ルアーの位置把握力)
- レンジキープ力
- ハイピッチスイングアクション
ヴィクト105Sはとてもアピール力が強く、またボトムに擦らずにボトムに沿わすように泳がす事ができるルアーなので、
初心者の方でも難しい事を考えずにただ巻きだけでヒラメを狙える扱いやすいルアーだと感じました。
またリップが付いているので、引き抵抗が生まれルアーがどこを泳いでいるか、何をしているかが手に取るように分かるのでシンペンが苦手な方でも扱いやすい。
しかもデザインがカッコイイ。
DUOから新作のビーチウォーカー「ヴィクト105S」を是非使ってみてください。
最後に‥
ポイント
- 釣りプロはルアーをどう使っている?
- 釣りプロのルアーの使い分けは?
- プロのポイント選びは?
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